本セミナーは終了しました。当日の配布資料は下記よりダウンロード可能です。
- 「イネドネシア・バタン石炭火力発電事業の概要・地元の声、問題点」国際環境NGO FoE Japan委託研究員 波多江秀枝
– ファクトシート(PDF)
– インドネシア・バタン石炭火力発電事業に関するJBICへの要請書(PDF)
- 「石炭採掘による被害について ~インドネシア・現場からの声~」(PDF)FoEインドネシア/WALHI 中カリマンタン支部 事務局長 アリー・ロンパス
– 英語(PDF)
– 和訳(PDF)
- 「JBICによる石炭火力発電支援の実態」(PDF)環境・持続社会」研究センター(JACSES)田辺有輝
以下、セミナー案内です。
現在、私たちの税金・預金等で日本企業の海外進出の支援を行っている国際協力 銀行(JBIC)が、インドネシア中部ジャワ州で計画されているアジア最大級の バタン石炭火力発電事業(2,000メガワット)に対する融資を検討中です。総額 約4,000億円にのぼる同事業は、J-POWERと伊藤忠が参画を決定していますが、昨 年12月に東京で開催された日・インドネシア首脳会談のなかでも、安倍首相が「高効率石炭火力発電事業につき引き続き協力していく」旨を確認するなど、日本が官民を挙げて推進しようとしています。
しかし、地元住民からは、肥沃な農地や沿岸の漁場など生計手段への影響や健康 への影響を懸念する声があげられてきました。地元だけでなく、首都ジャカルタ にある日本大使館前でも抗議活動が行なわれてきましたが、そうした抗議の声を抑えようとする軍・警察の治安部隊により、負傷者が出る事態にもなっています。
今回の報告会では、2月に現場を訪問した日本のNGOスタッフが地元住民の声や現 状を報告するとともに、普段、日本人が知る機会の少ない石炭火力発電の原料となる「石炭の採掘現場」の現状をインドネシアからのゲストに報告してもらいま す。
日本政府・企業が進める海外の石炭火力発電事業について、日本の市民として何 ができるか一緒に考えましょう。ふるってご参加ください。
【日 時】2014年3月18日(火) 18:30~20:30
【場 所】地球環境パートナーシッププラザ(GEOC) セミナースペース
(〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-53-70国連大学1F)http://www.geoc.jp/access#geoc
【報告者】波多江 秀枝(FoE Japan委託研究員)
アリー・ロンパス (FoEインドネシア/WALHI 中カリマンタン支部 事務局長)(逐次訳有り)
【資料代】 500円(共催団体サポーター・会員は無料)
【申込み】 下記ウェブサイトの申込みフォームよりお申込みください。
http://www.foejapan.org/aid/jbic02/batang/140318.html
【共 催】「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、気候ネットワーク、国際環境NGO FoE Japan
【問合せ】国際環境NGO FoE Japan (担当: 篠原・波多江)
TEL: 03-6907-7217 E-mail: hatae@foejapan.org
【関連サイト】https://sekitan.jp/jbic/?page_id=73&lang=ja
http://www.foejapan.org/aid/jbic02/batang/
【プログラム】
1.「JBICの石炭発電融資にNO!」プロジェクト紹介
2.イネドネシア・バタン石炭火力発電事業の概要・地元の声、問題点
3.石炭採掘による被害について ~インドネシア・現場からの声~
4.JBICの石炭発電融資 ~他国の案件について~
5.質疑応答
※同様の報告会は、3/24に京都でも開催致します。詳細はこちらをご覧ください。
http://www.foejapan.org/aid/jbic02/batang/evt_140324.html