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ドイツ・ポーランド国境で7500人が人間の鎖となって石炭開発計画に抗議

human chain

出典:Konrad-Konstantynowicz/グリーンピース

2014年8月23日、褐炭(石炭の一種)の露天掘り計画に抗議するため、27ヶ国から7500人以上の人々が集まり、ドイツのKerkwitzとポーランドのGrabice の間に人間の鎖を作りました。人口計約6,000人で700年の歴史を持つこの2つの村に住む人々は、この計画により立ち退きを余儀なくされるのではないかと危惧しています。

平和的な抗議活動として実施された人間の鎖は、長さが約8キロメートルにまで達しました。参加者の中には、国際環境NGOグリーンピース・ポーランドとドイツの緑の党も含まれます。 参加者は、ドイツ・ポーランド間の国境になっているナイセ川を渡りながら、大きく赤々と「ストップ石炭」と書かれた文字を揚げたり、“反石炭の鎖。エネルギー革命のために集まろう”と書いてあるオレンジ色のたすきをかけたりしました。

ドイツ・ポーランド間の国境で石炭開発拡大に反対する人々は、石炭開発は気候変動対策に悪影響を与えると考えています。 環境NGOグリーンピースUKの気候変動担当エマ・ジブサン氏は、このまま対策を起こさずにいれば、政治家がかかげた気候変動対策の公約は、絵に描いた餅になるだろうと明言しました。 今回の抗議は、ドイツのメルケル首相をメインターゲットにしたものです。首相は以前、「褐炭は黒色の金。不安定な再生可能エネルギー(ドイツのエネルギーミックスの23%を占める)を支えてくれる。」と発言したためです。

石炭は環境に深刻な悪影響を与えるエネルギー資源です。石炭反対運動は世界中で行われ、今回の運動はそのほんの一部にすぎません。 すでに多くの国が石炭反対に転じるなか、ドイツや日本はこの流れに逆行し、海外の石炭開発への投資や国内での石炭利用推進に固執しています。 地域や市民社会からの圧力がますます高まる昨今、日本が石炭利用をやめるまで、あとどれだけの時間がかかるのでしょうか?

参考:

石炭への抗議デモ、参加者が人間の鎖に成す デーリーメール、2014年8月23日http://www.dailymail.co.uk/wires/ap/article-2732634/Protesters-against-brown-coal-form-human-chain.html

最も汚い燃料が700年の歴史を持つ村を脅かす ブルームバーグ、2014年8月6日 http://www.bloomberg.com/news/2014-08-05/dirtiest-fuel-threatens-700-year-old-villages-in-europe.html

ドイツとポーランドで石炭採掘に反対する人間の鎖 Responding to Climate Change、2014年8月22日http://www.rtcc.org/2014/08/22/human-chain-to-protest-coal-mining-in-germany-and-poland/

ドイツ・ポーランド国境に7500人が結集。人間の鎖で石炭に抗議 RT、2014年8月28日http://rt.com/news/182420-germany-chain-coal-mining/